春日無線PCL86シングルアンプ

今回は春日無線のキットを製作しました。このアンプは6GW8のヒーターが14Vの真空管です。ザ・キット屋さんでは、SV-9Tの真空管をこれに変えて、Ver.2として発表しました。これが評判がよいようです!
このアンプは値段は14900円と超リーズナブルですが、元々トランス屋さんの春日無線が出したアンプだけ合って、超小型のアンプなのに、ちゃんと電源にはチョークコイルが使ってあるのです!キットの内容は加工していないシャーシを自分で穴あけして、プリント基板を使用しない空中配線です。小さいのになかなかマニアックなキットです。まあ、造りやすいのはエレキットのTU-870に軍配が上がるとは思いますが、個人的にはこういうキット好きです!プリント基板ではプラモデルを作っている感じ?空中配線は一つの部品を丁寧にハンダ付けしていく…そういう感じです。

今、完成したアンプで聴いていますが、音はなかなかですよ!!トランスが小さいので低音は??と思ったけどそれなりに出ているし…1W+1Wだけど、普通に聴くには十分!今は特に効率の良いアルティックのスピーカーで聴いているので本当に十分な音量です。

シンプルな箱に写真とコメントが少し書いてあるだけです。
部品は少なめ…左下の小さなトランスが出力トランスにチョークトランスです!この超小型アンプにチョークトランスが使われているとは思いませんでした。
シャーシの加工がしてありませんから、まず、穴あけの作業からです。説明書の一部に穴あけようの印を付けるためのページがありました。そのまま張っても良かったのですが、ぼろぼろになりそうだったので、いったんコピーした物を貼り付けました。+マークをポンチでマークして行きます。
付けたマークを手がかりに穴を開けて行きます。まず、3mmの穴を全てのマークの場所に開け、12mmまでの穴はステージドリルという階段状になったチャックを使いました。真空管ソケットはシャーシパンチを使います。後はヤスリで調整です。
シャーシパンチで開けた穴はそれだけでOK!綺麗な穴が空いています。
穴を開け終わると、部品の取り付けです。スピーカー端子や入力用の端子、ヒューズボックス、電源ケーブル等々取り付けます。
お次は真空管ソケットです。ちょっと穴が小さかったので、ヤスリで一回り広げました。
次はトランス類です。表には電源トランス、シャーシの中には出力トランスとチョークトランスです。出力トランスもシャーシの中だと表面がなにかのっぺりした感じになってしまいますね…。
アース関係、電源関係、ヒーター関係の配線です。AC(交流)が流れるところは全てケーブルをねじりました。
ソケット周りの配線です。抵抗、コンデンサを取り付けて行きます。お互いが接触しないよう注意注意!絶縁パイプを使えば本当は安心なのですけどね…。
空中配線のアース線を端から端まで渡します。やぐらアース配線って言うみたいですね…知りませんでした。電源関係のコンデンサーも取り付けました。
スズメッキ線に部品を渡してハンダ付け!手がもう一本欲しいです!ハンダコテを持つ手、ハンダを持つ手、部品を持つ手…。上手く付けられないとイライラしちゃいます!
こちらはソケット周りの配線です。
完成!いい音で鳴っています!でも、一度ヒューズを飛ばしてしまいました…何回も配線を確かめたのですが、配線が間違えているところはありません…シャーシの下側をあけた状態では問題なく鳴ったので…たぶん原因は出力トランスの端子がシャーシの底板に触った所為だと思います。確かにここには200V ぐらいが流れますので、瞬間的にヒューズが切れたようです。

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