mini84Mk2制作記

2003.7.18

キット屋クラブからのお客様、ようこそいらっしゃいました!N響でヴァイオリンを弾いている横山です。私、個人は大きな出力管よりもMT管でチマチマ安いアンプを造っている方が好きな人間です。今回造ったこのアンプは私の好みにもっとも合うキットです。トライオードさんの製品が無くなる寸前に一台購入し、造って以来、同じ回路で手配線自作もしました。
今回、「ザ・キット屋」さんのおかげで再びこのアンプを造れるようになったことをうれしく思います。
皆さん、このキットお勧めですよ!

2003.7.9

私の友人であるDさんの為に造りました。
この機種はトライオードさんが造っていたキットをザ・キット屋、サンバレーさんが再販を始めた物です。トライオードの時代からすでに3台目になるこの機種、かわいらしく、それでいて十分実用になる実力を持っていると思います。真空管入門にはもってこいです。入門というと安っぽく聞こえますが、その音はすばらしいの一言です。効率90dbぐらいのフルレンジスピーカーなどでしたら、ガンガンいけますよ!今も、このアンプでフォステクスのFF125Kを入れたバックロードホーンが心地よくなっています。CDは先日買った安物のポータブルCDプレーヤーです。こんなセットで気楽に聴くのがいい感じのアンプです。


トライオードさんの箱に入って到着。結構重いんです。


カラーの製作用のガイド。回路図、実態配線図等々。
向こうにあるうどんの雑誌は関係ありません!あしからず!


箱から出すと、すでに形になっていました。


真空管6BQ5が2本と12AX7が1本こんなに
小さなMT管ですが立派な音がするんです。


トランスカバーを開けてみました。実は以前の
キットはこの状態にするまでが大変だったのです。
私の指が太すぎて、ねじ止めするところが押さえられなくて
大騒ぎしました。右の小さなトランスが出力トランスなのですが、
このトランスのちょうど裏側にもう1チャンネル分のトランスがあり、
両方を共通のねじでシャーシを挟む形で付けなければならないのです。
その時は取り付けている最中に、手を滑らせて足の上にこの
重たいトランスを落っことして、痛い思いもしました…懐かしい。


裏返して、そこのふたを取ると、すべての部品がギッシリ!


部品を全て出したところです。


プリント基板。手始めにヒューズを取り付け。2回目に製作したときには最初に
電源を入れてヒューズを飛ばしました。原因は電源のコンデンサーの足が
別の部品にくっついてショートしたからでした。その時は予備のヒューズは
持ち合わせていなかったので、原因を突き止めなおしたところでお預けでした。
このヒューズは切れるまでに多少時間がかかるタイプの物で
あまりその辺では売っていなくて結局秋葉原まで買いに行きました。


黄色い線が所々に見えるでしょ?ジャンパー線を付けたところです。


抵抗を全て付けました。番号ごとの袋に分かれているので
その通りの場所に差し込んで半田付けするだけ!結構簡単。


あまり様子は変わっていませんが、ダイオードを付けました。


電源用のセメント抵抗を付けたところ。これは熱を出すので、
多少下に隠れている部品から距離を持たせました。


コンデンサーを全て付けました。前回ヒューズを飛ばした原因の
コンデンサーは手前の黒い大きなやつです。もう失敗しません!


ヒーター用のケーブルを付けました。以前のキットでは
なぜかこの線は最初から付いていました。
説明書にもありましたが、プリント基板とハトメの
接触不良のトラブルが多いそうです。パターン側から
多めのハンダを先に流しておくことにしました。


パイロットランプ用の青色LEDを取り付け、基盤は完成。


シャーシにすでに付いている部品のケーブルを処理。
長さに合わせて切ったり、被覆を剥いたり…。


基盤を入れて、ケーブル類を接続、確認をして…。


表に返して、真空管を付けたところ。とりあえず一度この状態で音だし。
この瞬間が一番どきどきする。変なにおいや煙が出やしないか、
注意深く観察……大丈夫?…大丈夫そう…うん!大丈夫!…やった〜!
以前、別のキットを造ったときに、バチ!って音がして煙があぁぁ!
あわてて電源を切ってなんて大騒ぎしたこともありました。


試運転!いい音で鳴っています…聞こえます?
聞こえるわけないですね…是非、皆さんに聴かせてあげたい!

この数日後にはDさんの元に送りました。これでよの中にもう一人の真空管愛好者が増えたわけです!それ以来、最初に書いた同じ回路の手配線自作アンプで聴いています。6BQ5はなかなか良い球です。


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